台湾のオンライン入国カード(TWAC)の書き方と申請期間|到着7日前から・無料

料金・条件・手続きは変わることがあります。この記事は、最終確認日までに公式情報で確認した内容です。申し込みや渡航の前に、記事末尾の公式情報で最新の内容を確認してください(免責事項)。

桃園国際空港の入国審査場の手前。台湾籍・外国籍の旅客とe-Gateの方向を示す案内表示
写真:Meutnake Ah ManHO/CC0 1.0(Wikimedia Commons)

台湾の入国カードは、2025年10月1日から紙が廃止され、オンラインの TWAC(Taiwan Arrival Card) だけになりました。日本国籍の短期旅行者に関わる点は次のとおりです。

  • いつから出せるか:今は 台湾到着の7日前から 出せます。移民署は2026年7月15日に、それまでの「3日前から」を「7日前から」に広げると発表しました(台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処の日本語ページは、2026年6月16日の更新の時点で7日前からと案内していました)。
  • 料金:無料 です。お金を求めるサイトは公式ではありません。
  • 公式サイト:https://twac.immigration.gov.tw/
  • 締切:台湾到着後、入国審査の前まで に出す必要があります。出していないと入国手続きに進めません。
  • 控えの提示:入国審査で画面やメールを 見せる必要はありません。審査官がパスポートを読み取ると、登録した内容が表示されます。
提出から入国審査までの流れ
  1. 台湾到着の7日前から公式サイトで申告する無料。アドレスが twac.immigration.gov.tw か確かめる
  2. 送信後完了の控えがメールで届く登録したメールアドレスに届く
  3. 台湾に到着後締切は入国審査の前まで出し忘れたら、空港・港に掲示されたTWACのQRコードから出せる
  4. 入国審査控えを見せる必要はないパスポートを読み取ると、登録した内容が表示される

「7日前」の数え方は2通りあります(下の「到着日から逆算した提出できる日の例」)。

要点の表

項目 内容 根拠
名称 Taiwan Arrival Card(TWAC)/網路填寫入國登記表 移民署(2025-09-21)
公式サイト https://twac.immigration.gov.tw/ 移民署(2025-09-21)
紙の入国カード 2025年10月1日に廃止。オンラインだけ 移民署(2025-09-21)
提出できる期間 台湾到着の7日前から(2026年7月15日から。それ以前は3日前から) 移民署(2026-07-15)、外交部領事事務局
締切 入国審査の前まで 移民署(2025-09-21)
出し忘れたとき 空港・港に掲示されたTWACのQRコードから出せる 移民署(2026-07-15)
料金 無料 移民署(2025-09-21、2025-12-18)
入国審査での提示 不要(パスポートの読み取りで登録内容が表示される) 移民署(2026-07-15)
家族・同行者 代表者がまとめて申告できる。最大16人(代表者本人を含む人数かは発表に書かれていない) 移民署(2026-07-15)
入力の言語 中国語か英語で入力。各欄の説明は日本語を含む7言語 移民署(2025-09-21、2026-07-15)
完了後 登録したメールアドレスに完了の控えが届く 移民署(2025-09-21、2026-07-15)

対象は、ビザ免除または停留ビザで入国する外国人などです。日本のパスポートでビザなしの短期旅行をする人は対象に入ります。

「3日前から」と書いた情報が多い理由

TWACが始まった2025年10月1日の時点では、提出できるのは 到着の3日前から でした。その後、移民署が 2026年7月15日 に「即日起」(その日から)として、到着の7日前から に広げると発表しました。理由として、乗り継ぎ便やクルーズで来る旅行者の利便が挙げられています。外交部領事事務局のビザ免除のページ(2026年7月17日の日付)にも「入國前七天內」(入国前7日以内)とあります。

旅行会社やメディアのページには、この変更より前に書かれて「3日前」のままのものが残っています。日付の古いページを見た場合は、移民署の 2026年7月15日の発表 を基準にしてください。

なお、台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処の日本語ページは「2026.6.16更新」として7日前からと案内しており、移民署の発表日(2026年7月15日)とずれています。同じページの英語版は「3日以内」のままです。この記事では、「7日前から」に変わった日を移民署の発表日としています。

到着日から逆算した提出できる日の例

移民署の原文は「抵臺前7天內」(台湾到着前の7日以内)で、到着日を当日として数えに含むかは書かれていません。福岡分処の日本語ページには「(当日含む)7日前から」とありますが、移民署の原文では確認できていません。

そこで、2通りの数え方を並べます。遅いほうの日付から出せば、どちらの数え方でも期間内に入ります。

台湾到着日 「到着日の7日前」と数えた場合 「到着日を含めて7日間」と数えた場合 どちらの数え方でも期間内になる日
11月20日 11月13日から 11月14日から 11月14日〜到着後の入国審査前
12月1日 11月24日から 11月25日から 11月25日〜到着後の入国審査前
1月3日 12月27日から 12月28日から 12月28日〜到着後の入国審査前
いつ出すかの目安
  1. 到着の7日より前に出発する(周遊旅行・クルーズ)?

    はい旅行中に出す。出発前に公式サイトのURLを控えておく

    いいえ次の質問へ

  2. 深夜・早朝に着く便などで、日付の数え方に迷う?

    はい到着の6日前から前日までに出す(どの数え方でも期間内)

    いいえ次の質問へ

  3. 出し忘れたまま台湾に着いた?

    はい入国審査の前までに、空港・港に掲示されたTWACのQRコードから出す(ネット接続が必要)

  4. いいえ上の表の「どちらの数え方でも期間内になる日」から、入国審査の前までに出す
  • 公式サイトの日付選択でどの範囲が受け付けられるかは、公式の画面・マニュアルでは確認できていません。
  • 深夜・早朝に着く便など、日付の数え方で迷う場合は、到着の6日前から前日までに出せば、どの数え方でも期間内に収まります。
  • 7日より前に出発する周遊旅行やクルーズでは、旅行中に出すことになります。出発前に公式サイトのURLを控えておくと迷いません。

申請の手順

  1. 公式サイトを開く:ブラウザで https://twac.immigration.gov.tw/ を開きます。検索結果や広告から入る場合は、アドレスが twac.immigration.gov.tw であることを確かめます。
  2. 言語を選ぶ:各欄の説明は日本語で表示できます。入力そのものは英語(ローマ字・英数字)で行います。
  3. 旅行者の情報を入れる:パスポートの情報を入れます(項目名は二次情報による)。パスポートの写真をアップロードして自動入力する機能があります。
  4. 入国・出国の情報を入れる:到着便・出発便、渡航目的、台湾での滞在先を入れます(項目名は二次情報による)。
  5. 同行者を追加する(家族などをまとめて出す場合):最大16人まで(代表者本人を含む人数かは発表に書かれていない)。
  6. 内容を確認して送信する:氏名・パスポート番号・生年月日などを、パスポートと見比べてから送ります。
  7. 完了メールを受け取る:登録したメールアドレスに控えが届きます。入国審査で見せる必要はありません。ただ、修正のときは控えにある電子文書番号を使う、とeSIM事業者のガイド(Holafly)は説明しています。メールは消さずに残しておくと安心です。

送信の途中でメールの認証コードを使い、時間切れになったら再送してやり直せる、という説明がeSIM事業者のガイド(Holafly)にあります。公式では確認できていません。

到着後に空港のQRコードから申告する場合は、その場でスマートフォンがネットにつながっている必要があります。台湾で使う通信手段(eSIM・日本の携帯会社の海外ローミングなど)は 台湾eSIMの比較、eSIMの入れ方は eSIMの設定手順 にまとめています。

入力項目と迷いやすい欄の書き方

この節は、公式画面で確認したものではありません。 公式の操作マニュアル(英語)の本文は確認できていないため、次の二次情報(旅行メディア・eSIM事業者のガイド・個人ブログ)の説明をつき合わせて整理しています。実際の画面の表示が違う場合は、画面の表示に従ってください。

入力する項目(日本語画面の項目名)

区分 項目
旅行者情報 到着予定日、出国予定日、氏名(英語)、パスポート番号、パスポートの有効期限、性別、生年月日、国籍、国/出生地、現住所、ビザの種類、国/地域コード、携帯電話番号、職業
入国情報 入国渡航方法、入国する航空便のフライトコード・便名、出国渡航方法、出国する航空便のフライトコード・便名、渡航目的、台湾での滞在先

英語画面の解説(taiwanderers)では、入力は5つの段階に分かれ、出国便の入力は必須とされています。

迷いやすい欄

欄 二次情報での記入例 補足
国籍・出生地 「JPN,JAPAN」を選ぶ 地球の歩き方
ビザの種類 「ビザ免除(TACを含む)」を選ぶ ビザなしの短期旅行の場合。地球の歩き方
国/地域コード 「81 JPN」を選ぶ 地球の歩き方
携帯電話番号 先頭の0を除いて入れる(例:090で始まる番号なら90から) 地球の歩き方
職業 会社員なら「職員/CLERK/EMPLOYEE/STAFF」 地球の歩き方。「其他/OTHER」を選ぶと職種名(Job Title)が必須になる(Holafly)
渡航目的 観光なら「3.觀光 Sightseeing / Travel / Leisure」 地球の歩き方。「探親」(親族訪問)を選ぶと親族の氏名と電話番号、「其他」を選ぶと理由が必須になる(Holafly)
台湾での滞在先 「ホテル名」を選び、1泊目のホテル名を英語か現地語で入れる 地球の歩き方。選択肢は「住所・ホテル名・乗り継ぎ」(travelclassroom)
現住所 英字で入れる 公式では入力は中国語か英語とされている

公式で確認できているのは、「入力は中国語か英語」「各欄の説明は日本語を含む7言語」「パスポート写真で自動入力できる」の3点です。

家族・同行者の分をまとめて出す

代表者は同行者の分をまとめて申告でき、移民署の発表では 最大16人 までとされています。代表者本人を含む人数かは、発表に書かれていません。

二次情報には、次の説明があります。

  • 「同行者は本人を含め最大10名」(旅行メディアのtravelclassroom)
  • 「画面で1人ずつ入力するのは最大10人、Excelでの一括取り込みは最大16人」(eSIM事業者のガイド(Holafly))

公式の発表に書かれているのは「最大16人」だけで、10人という区切りは公式では確認できていません。

家族分をまとめる場合も、一人ひとりのパスポート情報が要ります。出発前に全員分のパスポートを手元にそろえておくと入力が止まりません。

偽サイト・有料の代行に注意

移民署は2025年12月18日、日本人旅行者が空港でQRコードを読み取り、50米ドルを払ったという報道を受けて注意を呼びかけました。移民署は、空港・港に掲示しているQRコードに詐欺のものは見つからなかったと回答したうえで、TWACは無料であり、公式サイトだけで手続きするよう 案内しています。問い合わせ先として tia@immigration.gov.tw が示されています。

見分けるときの確認点です。

公式サイトと、避けるページの見分け方
  • 公式サイト
    • アドレスが twac.immigration.gov.tw
    • QRコードを読み取った後も、開いたページのアドレスを確かめる
    • TWACは無料
  • 避けるページ
    • 料金・手数料・カード番号の入力を求める(公式ではない)
    • 検索結果の上に出る広告や、似た名前の「申請代行」のページ(ここから入らない)

日本人は自動化ゲート(e-Gate)の相互利用の対象外

台湾の空港には自動化ゲート(e-Gate)がありますが、外国人が使える相互利用の対象(窓口での事前登録が必要)に、日本は入っていません(移民署のe-Gateのページ)。対象は次の8か国です。

  • 米国(Global Entry会員)
  • 韓国
  • オーストラリア
  • イタリア
  • ドイツ
  • シンガポール
  • マレーシア
  • ニュージーランド

居留証のない人は、入国前にTWACを出していないとe-Gateを使えない、ともされています。

この記事の調査の範囲では、居留証を持たない日本の短期旅行者がe-Gateを使える条件は見つかっていません。審査の窓口に並ぶ前提で準備しておきましょう。

何度も台湾に行く人は「常客証」

移民署の常客証(Frequent Traveler Card)は、過去12か月に3回以上 台湾に来た人がオンラインで申請できます。

  • 有効期間は1年。
  • 印刷して、パスポートと入国カードと一緒に専用の窓口で出します(別の窓口に案内される場合もあります)。
  • パスポートが新しくなったら申請し直します。
  • 入国の権利を保証するものではありません。
  • 料金は申請ページに書かれていません。

常客証は入国カードと一緒に出すものとされているため、常客証があってもTWACの提出は必要 と考えられます(申請ページの文面からの判断です)。

入国の前提条件(ビザ免除)

TWACはあくまで入国カードで、ビザの代わりにはなりません。外交部領事事務局のビザ免除のページでは、日本国籍の人について次のとおり案内されています。

条件 内容
ビザ免除の滞在日数 90日まで
パスポートの残りの有効期間 台湾に滞在する予定の期間より長く残っていること(日本のパスポートの場合)
帰りの便 帰国便、または次の目的地への便を予約済みであること
入国カード 入国前7日以内に移民署のサイトで入国登記表(TWAC)を出す

90日を超える滞在や、観光以外の目的で入国する場合は、外交部領事事務局のページで条件を確認してください。

よくある質問

完了メールが来ません

提出が終わると、登録したメールアドレスに控えが届くとされています(移民署の発表)。迷惑メールのフォルダと、メールアドレスの入力間違いを確かめてください。控えは入国審査で見せる必要がないため、メールが届かなくても審査はパスポートの読み取りで進みます。ただし、提出そのものが終わっていない可能性もあります。移民署の発表にある照会機能(申告後にオンラインで照会できる)で、登録できているかを確かめられます。完了メールの差出人や件名は公式では確認できていません。

間違えて送ってしまいました。直せますか

申告後もオンラインで照会・修正できる、と移民署は発表しています。具体的な操作は公式文書で確認できていません。eSIM事業者のガイド(Holafly)の説明では、修正は公式サイトの「入国カードを編集」から行います。電子文書番号(Arrival Card Number)・生年月日・パスポート番号・国籍を入れて修正するとされています。

出し忘れたまま台湾に着いてしまいました

入国審査の前までに出せば間に合います。空港・港に掲示されたTWACのQRコードから出せます(移民署の発表)。スマートフォンがネットにつながっている必要があります。

紙の入国カードはもう使えませんか

移民署は、2025年10月1日に紙の入国カードを廃止し、オンラインだけにしたと発表しています。福岡分処の英語版には到着時に紙で書けるという記載が残っていますが、日本語版や移民署の発表と食い違っており、今も有効かは確認できていません。

スマートフォンのアプリはありますか

公式アプリがあるかは、公式では確認できていません。公式サイト(https://twac.immigration.gov.tw/)はブラウザで開けます。「TWAC」の名前のアプリを入れる場合は、提供元が移民署かを確かめてください。

台湾で入国しない乗り継ぎでも必要ですか

乗り継ぎだけで入国しない場合にTWACが要るかは、公式の記載を見つけられていません。利用する航空会社に確認してください。

家族の分は1人ずつ出す必要がありますか

代表者がまとめて出せます。最大16人までです(移民署の発表。代表者本人を含む人数かは発表に書かれていません)。

ほかの国・地域の入国カード

韓国・タイなど、アジアの国・地域ごとのオンライン入国カードの違いは アジアの入国カード一覧 にまとめています。